毎日のお掃除のほか「除菌」の用途でも注目されるようになった「アルカリ電解水」。
なぜいま洗剤ではなくアルカリ電解水が良いとされるのか、電解水とはそもそも何?という点から数回に分けて解説していきます。
■電解水とは?
電解水って何?
水に科学的な処理をして水にはない機能をつけた水で、その代表的なものが電気分解をして作られる「電解水」です。電解水は、その有用性に関して科学的根拠があるもので、環境やひとにやさしいのが特徴です。
電解水の種類
電解水の種類は「アルカリ電解水」と「酸性電解水」の2つに分類されます。
電解槽の中の水は電気分解することで、マイナスの電極でアルカリ電解水、プラスの電極で酸性電解水が生成されます。
ただの水だけでは電気が通らないので、塩※などを使用して電気分解を促します。
※生成する電解水の種類やメーカーによって使用するものは異なります。
水の分子H2Oを電気分解すると、マイナス極の槽ではプラスイオンのH⁺を水分子から引きはがして、水の中にH⁺よりもOH⁻が多く存在する水が出来上がります。これがアルカリ電解水です。
反対に、プラス極の槽では水分子からマイナスイオンのO⁻を引きはがして、H⁺が多く存在する水ができるのが酸性電解水です。